さて今回は
スーパーや八百屋さんに
必ずある野菜の一つ「トマト」についてです
何かと健康に良いイメージがあり
テレビ番組でも
〇〇効果
〇〇予防 などなど
取り上げられる事が多いのではないでしょうか!
「トマト」と言えば
『リコピン』なんて言葉も
浸透しているような気もしますね♪
そこで 皆さんは どのように
「トマト」を召し上がっていますか?
大事な栄養を もし もったいない事をしていたら!?
美味しいトマトの栄養も 逃がさずバッチリ取りましょう♪
ちょっと待って!もったいない
その① とりあえず冷蔵庫に入れてませんか?
トマトの冷蔵保存は低温障害になり
⇒ リコピン大幅ダウン
5℃以下は低温障害になるので
袋などに入れ野菜室に置くなど工夫して下さい
すぐ食べない場合や少し固い場合は 部屋に置いておく(追熟)
⇒ 追熟でリコピン最大60%UP
その② ずっと常温のままにしていませんか?
トマトが完熟しきっていると 常温1週間で
⇒ ビタミンCが15%までにダウン
低温障害にならないよう 工夫して野菜室へ保管して下さい
その③ お料理では 皮をむいたり種を捨てたりしていませんか?
トマトの皮には 全体の約40%のリコピン!
トマトのリコピン含有量は 皮と種に多くあります!
その④ ノンオイルにこだわっていませんか?
リコピンは脂溶性なので油と一緒に食べると
吸収率2~3倍UPに!
トマトには 意外と知られていませんが
セロトニンも多く含まれています
ただし セロトニン含有量が多いのは
生鮮トマトです
ある測定によると
セロトニン含有量は
トマトジュース ケチャップ 缶詰では
非常に低いとの結果です
セロトニンとは
脳内の神経伝達物質のひとつで
ドパミン・ノルアドレナリンを制御し精神を安定させる働きをします
セロトニンはトマト キウイ バナナなどの農作物に含有されています
セロトニンが低下すると
攻撃性が高まったり 不安やうつ・パニック障害などの
精神症状を引き起こすといわれています
いかがでしたか
せっかくの栄養をしっかり
摂りたいですね♪
参考
農学研究科 麻生 久 教授 医学博士
「その調理 9割の栄養捨ててます」
著者リンクはオーバーレイパネルを開きます
フレッシュトマトと加工トマトのセロトニン含有量と果実発育中のその蓄積 昌平羽野 智樹渋谷 他
コメント