【健康&美容】食べても太らない!? その真相は?

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こんにちは

長い梅雨がようやく明けて 夏本番ですね

 

暑くなると食欲がなくなる なんて方もいらっしゃると思いますが 皆様はいかがでしょうか?

 

さて 今回は

「食べても太らない!?」は ありえるのか?

について お話ししたいと思います

誰でも 「ちょっと最近食べ過ぎて 体重増えちゃったな~」という経験はあると思います

 

「最近 飲み会が続いて ちょっと体重オーバーしちゃったな~」

「お正月食べ過ぎてちょっと体重増えたから 今月は控えようかな」

 

そんな時は どうしますか?

多くの皆さんは 少し食事内容や運動するなど気を付けますね

 

そして その結果どうですか?

 

大抵の場合は 一般的なダイエット と 言うような食生活ではなくても 比較的元の体重に戻るのではないでしょうか

 

徹底したダイエットではなく 少し気を付ける程度で 元の体重に戻る経験は      一度や二度ならず あると思います

 

それは 元の体重が 肥満傾向にある または少し痩身の方 関係なく  

食べ過ぎた期間以前の 元の体重に 戻っているのではないでしょうか

 

でも 少し変だなと思った事ありませんか?

 

食事や運動など気を付けて 元の体重に戻るものの そのままの生活を続けても 元の体重以下にはならない…

 

つまり 少し気を付ければ 元の体重には戻るものの そこからはなかなか体重が減らないで また元の体重をキープしている状態が続いていると思います

 

今回は そのなぜ? を

医学研究機関の科学者たちと現代の科学技術と健康について10年以上共同研究をおこなっている ジョナサン・ベイラーの著書「シアトル式 ココロもカラダもキレイになる究極の食事」を参考に進めていきたいと思います

 

      カロリー計算は 必要か?

ダイエットするときは 通常カロリーに気を付ける事と思いますが

興味深い調査結果があるので抜粋しますね

・ある研究では 1977年と2006年の数値を比べると 人が1日に食べるカロリーがなんと 570キロカロリー増えていた事実が判明

いつものカロリー計算が正確なら 2006年以降 平均的な人で 体重が208キロ増えている計算になります(1日570キロカロリー×365日×9年間 187万2450キロカロリー 脂肪1g9キロカロリーとして 208キロ)

もちろんそんな人いないですね

・4万9000人近い女性を8年間追跡した研究では 片方のグループは 別のグループより1日に120キロカロリー少なく食事をさせたものです

カロリー計算によって体重が決まるなら 計算では 35万400キロカロリー少なかった計算ですので 約39キロの体重を増やさずにすんだ事になりますが 実際に女性たちは 平均で約400gしか減らなかった

上記の研究結果から カロリーを増やしても 減らしても そのカロリーに応じた体重差になることは ないようですね

 

どうやら ダイエットする際に カロリー計算をし カロリー制限を行うのは 時代遅れの手法であるのが現在の認識みたいです

 

体脂肪とエネルギー摂取と運動の関連性を調べる臨床研究から

「エネルギー摂取と脂肪細胞に関連性はない」と結論づけている博士もおります

 

 なぜ カロリー摂取に応じた体重の変化がないのか?

先ほどの 研究結果からもわかるように 人間の体の仕組みは 数字で計算できるような単純なものではないようです

 

私たちは 恒常性の安定を維持し エネルギー状態(体重)を 一定に保つ為 短期的にも長期的にも 体内に取込むカロリーと消費するカロリーを調整するシステムがあるとの事です

 

比較的狭い範囲内で 体重を維持する正確かつ強力な生物学システムがあるようで その調節システムが「セットポイント」です

 

・「セットポイント体重」とは 摂取または燃焼するカロリーに関係なく 体を維持するのに必要な脂肪量を示す数値です

 

・「セットポイント」があるために 従来型のダイエットと運動をしても 脂肪がなかなか落ちません

 

・その調節システムがあるために カロリーオーバーしても 体が破裂するほど膨らむことはありません

 

この「セットポイント」は 地動説と同じように 事実と認められており

また 体重を調節する生物学的システムを整えれば肥満を克服できると言います

 

肥満の人のほとんどは セットポイントが上がってしまった状態で安定しているそうです

 

どんな人にも セットポイントがあり 摂取カロリーと消費カロリーの単純な差し引きで体重が決まるのもではないようです

 

そういえば 肥満傾向の方が 必ずしもカロリーオーバーの食事をしているかと言えば そうでないケースも多々あるような気がしますね

 

20年以上前になりますが 当時見たアメリカの雑誌での記事を思い出しました

 

「体重が増えも減りもしない1日の摂取カロリーが 2000キロカロリーの人がいたとする

これを1日1カロリーづつ増やしていく

つまり2001キロカロリー摂取したら次の日は2002キロカロリー摂取と増やしていく 僅か1キロカロリーなので体重は増える事はない

それを1キロカロリーづつ増やし 最終的には2500キロカロリー摂取をしても体重は維持できるようになる」

 

私の記憶が正しければ こんな内容だっとと思う

 

その時は 「セットポイント」という表現はなかったような気がするが 恐らく「セットポイント」の理屈であったのではないかと。。

 

その「セットポイント体重が上がってしまう原因」や

「セットポイント体重を下げる方法」が わかれば もう体重コントロールを半分出来たようなものですね!?

 

次回 具体的にお伝えできればと思います

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