アーモンド効果 ビタミンEの凄さ

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さて 前回は
アーモンドには 豊富な栄養素が含まれており 中でも
ビタミンEの含有量は 実質トップクラスでしたね
今回は そのビタミンEについてです

アンチエイジング効果

女性に嬉しいビタミンEは

「健康や美容に効果的で アンチエイジング効果が期待できます」

 

「アンチエイジング?」よく言葉は耳にしますが…

何となく「アンチエイジング」の意味は わかっているけど…

 

一応 具体的に文章にしますと

アンチエイジングとは心身の老化を少しでも抑え できるだけ若さ・若々しさを保つこと および そのための取り組みのこと

アンチエイジングは英語のanti agingをそのままカタカナ表記した語であるanti-は「抗う」「反対する」という意味の接頭辞であり agingは「加齢」または「老化」を意味する日本語では「抗老化」と訳される場合もある(三省堂 大辞林より) とされています

 

ビタミンEの具体的効果

私たちにとって 好ましくない活性酸素(白血球から産生される活性酸素は重要な役割を担います)

その活性酸素の働きを抑える作用を持つのがビタミンEです

 

「活性酸素」一度は耳にしたことがあると思います

活性酸素は 動脈硬化を起こしやすくする過酸化脂質を作り出したり

がん・老化・免疫機能の低下などを引き起こしますが もう少し詳細は以下となります

 

活性酸素とは?

私たちが生命活動を営む上で酸素の利用は必須となります

呼吸によって体内に取り込まれた酸素の一部は 通常の状態よりも活性化された活性酸素となります

ヒトを含めた哺乳類では 取り込んだ酸素の数%が活性酸素に変化すると考えられています

活性酸素は 体内の代謝過程において様々な成分と反応し 過剰になると細胞傷害をもたらします

人間の身体は本来 酵素によって活性酸素を抑える働きが備わっていますが

年齢を重ねるとともに体内で作られる酵素の量は減少していきます

そこでビタミンEの出番です

ビタミンEは 酵素によって処理しきれない活性酸素の働きを抑えてくれる抗酸化物質のひとつです

 

老化の原因?フリーラジカルとは

フリーラジカルとは 摂取した食物が体内でエネルギーに変わる時に形成される化合物で 老化の原因の一つとされています

また 大気中にもタバコの煙や大気汚染 太陽からの紫外線によって発生したフリーラジカルが存在し 人々は曝露を受けています

その老化の原因ともいわれるフリーラジカルですが

ビタミンEはなんと

体内でフリーラジカルによるダメージから細胞を守るのを助ける働きがあります

 

その他の機能としては

① 血管循環の正常維持

② 肝臓の機能維持

③ 認知機能の維持

④ 歯の健康維持

⑤ 筋肉の正常化

などです

たくさんの嬉しい効果がありますね!

 

 それではビタミンE不足になると?

それではビタミンEが不足するとどうなるのでしょうか?
神経や筋障害の症状がみられることがあり 血行も悪くなり 冷え性や頭痛 肩こりなどを起こしやすくなります
また 抗酸化力が低下するため 肌を紫外線などの刺激から守りにくくなり シミやシワができやすくなります
血液中のコレステロールも酸化しやすくなるため これが血管壁に入り込んで溜まり動脈硬化の原因につながります

 

活性酸素とフリーラジカル

歯学部・口腔組織学 渡邊弘樹 教授が活性酸素とフリーラジカルのことを簡単に述べているのをご紹介します
とても分かりやすく解説していますので ぜひ最後まで読んでみて下さい

人間は生命を維持するため、空気を吸って生活しています。

この空気の21%は酸素です。

そして酸素を毎日500 Lほど消費しています。  

ところで身体の中に入った酸素がすべてエネルギーをつくるために使われれば良いのですが、使われなかった酸素は酸化されてしまいます。

つまり、数%の使われなかった酸素は、活性酸素や一酸化窒素(NO)などの活性分子種に変えられています。

そして、これらはDNAなどの身体の成分と反応して、生理作用だけでなく、病理作用も発揮します。

しかしながら、抗酸化防御システムとよばれるものにより巧妙に制御され、病気にはすぐにならないようになっています。

正常時にはこれらラジカル(活性酸素やフリーラジカル)は、生命維持のため使われていますが、この防御システムをくぐり抜けたものは、徐々に細胞を傷害し、病気の時には急激に生体を傷害します。

蛋白、糖、脂などの酸化障害は、軽度であればこれらを修復し、再生されます。しかし、酸化による組織変性や遺伝子変異は徐々に蓄積し、増加します。

私ぐらいの年齢になると、高脂血症を患っている人が多くなりますが、これは一酸化窒素の(NO)産生や放出の障害を生じ、さらに活性酸素が多く造られていることが理由に挙げられます。

つまり酸化障害が徐々に蓄積し、血管内皮細胞に依存した弛緩作用が弱まり、動脈硬化が進みます。

さらに、これらのさび付いた酸素は上記の高脂血症だけでなく、糖尿病、肝臓機能障害などの生活習慣病といわれる病気と結びつきます。

酸化を抑える作用つまり「抗酸化作用」は、活性酸素を取り除き、生活習慣病を予防し老化を抑えることになります。

ですからこの抗酸化作用を持つ食品を食べると、身体の機能を低下させないですみます。

これら活性酸素に対する我々の戦う方法として、Vitamin C, Vitamin Eを摂取することは有効と思われます。

また活性酸素を増やす因子として、紫外線、喫煙、車の排ガス、電磁波、環境ホルモン、農薬、殺虫剤、ストレスなど多くのものが知られています。

どうかこれらのものを避けて下さい。 


なるほどですね

さに ビタミンEは アンチエイジングにぴったりですね

 

参考

厚生労働省

公益財団法人長寿科学振興財団

日本ビタミン学会

活性酸素とフリーラジカル 歯学部・口腔組織学 渡邊弘樹 教授

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