• 小学校就学前の幼児において 紅茶の飲用量と血清フェリチン濃度(貯蔵鉄の量を反映して増減)との間に 弱い負の相関があるとした しかし この調査では紅茶を飲用する幼児では 鉄とビタミンC の摂取が有意に少ないとの指摘があった(英国研究)
  • 50~750mlの茶を飲用する習慣のある母親から出生した幼児では 小赤血球性貧血の有病率が有意に高いことを認めている(米国研究)
  • 32~66歳の中国人を対象にした研究は 鉄栄養状態と緑茶飲用量との間にいかなる関連も認めていない
  • 鉄の摂取が十分な成人では 茶の飲用が鉄の栄養状態を低下させるという明確な証拠はなく 鉄欠乏のリスクを持つ人において 茶を食間に飲用する または食後1時間控えることで十分であるとしている(米国研究見解)