5月に入り暖かい日が多くなってきました!
暖かくなると ちょっと気になるのが ボディラインですね
現在の自粛状況では 運動不足の方も多いのではないでしょうか?
やはり気になるところは 引き締めたい!
そこで今回は
部分痩せは可能か?
に迫りたいと思います
既にご存知の方は
「そんな事は 出来ない」
「一部の脂肪を優先するのは出来ないよ」
「脂肪は 落ちる順番があるんだよ」
「トレーナーの方に教わったけど 無理みたい」
そんな声が聞こえてきそうですが
あえて 部分痩せ について迫ります
今回は結論からではなく
お話をすすめていきますね
体脂肪の種類
体脂肪は ①内臓脂肪 ②皮下脂肪 に分けられます
①内臓脂肪
・内臓の周りについている脂肪
・皮下脂肪に比べて付きやすい
・空腹時や運動に対して ゆっくりエネルギーを出す皮下脂肪に対して内臓脂肪は燃えやすい
②皮下脂肪
・皮膚と筋肉の間に蓄えられる脂肪
ダイエットした場合の脂肪燃焼
順番としては
①内臓脂肪
②皮下脂肪
の順に燃焼していきます
皮下脂肪の燃焼はどこから?
身体を守るため
肝臓より遠い部分から燃焼していくようです
①手首・足首
②前腕
③ふくらはぎ
④肩
⑤上腕
⑥太もも
⑦胸
⑧お腹
⑨お尻
という事で
気になるウエスト周りやヒップなどは
最終部位になりますので
苦労するわけです(笑)
私は20歳ころに 腹筋が割れる程度の
減量をした時があったのですが
なんと 普段履いている靴が
大きく感じたのをお覚えています
間違いなく 足のサイズが少し小さくなったのだと思います
その時は
「あ~ 足のサイズまで小さくなるんだ・・・」
靴のサイズにまで影響ある事に
驚いたのを覚えています(笑)
個人差により
皮下脂肪がつきやすい部位もありますが
腹筋が割れているのに
二の腕が ぷよぷよしているなんて方は
いらっしゃいませんね
と言う事は
部分痩せは出来ない?!
実際に不可能だと言う事になります
私もこの現実は
承知していますし
多少 経験もしております
また 多くのトレーナーも認識している事と思います
かなり前のお話で恐縮ですが
当時会員だったジムには
アスリートやボディビル大会に出る方が
多数おりました
ある会員さんから聞いたお話ですが
やはり 体脂肪燃焼には 順番があるので
・腹筋を割れるほどにする為には 腹筋だけ鍛えても難しい
・体脂肪率を低くしないといけない
とおっしゃっておりました
ただし
『よく動かすところには 脂肪がつきにくい』
『実際に 前腕 ふくらはぎ と言ったところは 皮下脂肪が少ないよね』
との事でした
以上の理論で
皮下脂肪を燃焼させたい部位の筋トレはやはり重要
だとの認識でした
当時はネット検索もなく
現在と比べて はるかに情報が少ない中で
もしかしたら経験値による ものだったのかもしれません
しかし 現在は研究もすすみ
部分痩せは可能か?
の問いに
明確に NO とは 言えない
研究もあるようです
以下 わかりやすいように一部抜粋し箇条書きでご紹介します
・筋運動後に インターロイキン-6(Interleukin-6;IL-6)
という物質の血中濃度が上昇します
・インターロイキンとは「白血球の間で情報伝達をするタンパク質」
という意味で 炎症 浮腫などの一連の免疫反応が起こるときに
白血球から分泌される「サイトカイン」の一種です
・筋が運動すると
①筋損傷とは無関係に筋線維そのものからIL-6が分泌される
②こうして増加した血中IL-6が 血管壁に対して
炎症を起こしにくくする作用(抗炎症作用)をもち
動脈硬化を予防する効果がある
・炎症反応の進行に伴い インターロイキンはIL-1からIL-10まで
番号順に作られていきます
・IL-6は 炎症中期に現れることから
炎症反応の収束にかかわると考えられます
・IL-6は以下の事が示唆されています
①肝臓にはたらいてグリコーゲン分解を促進する
②脂肪細胞にはたらいて脂肪分解を促進する
③脳にはたらいて「疲労感」を引き起こしたり
神経細胞のアポトーシス(プログラム死)を防いだりする
まだ実証されたわけではありませんが
筋から分泌されるIL-6が脂肪分解を促進するとなれば
当然よく動かした筋の近傍にある脂肪は落ちやすいことになります
つまり 「部分やせ」が可能なことになるでしょう
(石井直方 東京大学大学院総合文化研究科・新領域創成科学研究科教授、理学博士)
以上の通り
まだ研究段階ではあるものの
大変興味深い内容です
部分痩せは可能か?
腹筋だけ鍛えれば 腕はぷよぷよだけど
腹筋はバキバキになるという事までは
望めませんが
部分痩せの可能性は
全否定できないのではないでしょうか!
部分痩せについては
見た目でわかるほど効果があるのか? は 置いといて
少なからず 効果があるのではと思っております
皆様はいかがでしょうか!
あと個人的にですが
昔 教えてもらった
『よく動かすところには 脂肪がつきにくい』
という理論ですが
乗馬の先生や選手の方に 確認してみたい事があります
乗馬は 見た目以上に 大変運動量が多いですが
姿勢を保つために 想像以上に 腹筋を使います
もしかしたら
腹筋の皮下脂肪が 身体全体のバランスからして
少ない傾向があるかもしれませんね♪♪
そう言えば昔に流行った
乗馬の動きをする
エクササイズのマシーンがありましたね♪
これとっても効果ありそうですね♪♪
参考
厚生労働省
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